ピロリ菌の除菌療法

胃がんの原因とも言われるピロリ菌。そのピロリ菌と除菌療法についてご説明します。

日本人のピロリ菌感染者の数は約3.500万人といわれています。

日本ヘリコパクター学会のガイドラインでは、ピロリ薗に関連する疾患の治療および予防のため、ピロリ菌感染者のすべてに除菌療法を受けることが強く勧められています。

ほとんどのピロリ菌感染者は、症状もなく、健康に暮らしています。

除菌療法の対象となる人は、ヘリコパクター・ピロリ感染胃炎の患者さん、胃潰瘍または
十二指腸潰瘍の患者さんなどピロリ菌に感染している人です。

ピロリ菌の除菌療法とはどのようなことをするのですか？

ピロリ菌の除菌療法とは、1種類の「胃酸の分泌を抑える薬と2種類の抗菌薬」の合計3剤を同時に1日2回、7日間服用する治療法です。

すべての治療が終了した後、6週間以上経過してから、ピロリ菌が除菌できたかどうか、もう一度検査する必要があります。

診断、治療については院長が詳しく、わかりやすく御説明しますので安心して御相談ください。